総合健康センターは、188体育线上平台の学生および教職員が在学?在職中、心身ともに健康で充実した生活を送ることができるよう援助するための施設です。
共通教育?掲示?ニュース等で各種健康関連情報を提供し病気に対する知識や予防の啓蒙を行うとともに、健康診断や各種相談業務を通じて一人ひとりの健康づくりを目指しています。
業務内容
- ?定期健康診断
- 「カゼをひいた」「自転車で転んでケガをした」などの一般健康相談や応急処置
- 学校医による専門的な相談(内科?整形外科?皮膚科?耳鼻咽喉科?歯科口腔外科?婦人科)
- こころの相談(精神科医や臨床心理士によるカウンセリング、他の相談機関への紹介等)
- 産業保健相談(健康?生活習慣病予防?職場環境?化学物質等の相談)
- ロビーには、自動身長体重計?自動血圧計?体組成計等の測定機器や健康に関するパンフレット?雑誌などを置いてあり自由に使用?閲覧できます。
センター長より
“健康”は高野長英や緒方洪庵により記述された医学用語で、福沢諭吉により“health”に対する訳語として採用され、広く一般に普及した用語であり概念であるとされています。人々はそれまでも自己の身体?精神能力を充分発揮できる状況には充足感と幸福感を感じていたはずですが個人的な事柄に属するため適切な表現や概念が無かったのでしょう。“健康”によって初めて客観的に言い表すことができたと言えます。明治維新はこの分野でも大きな文化革命でした。
今日、“健康”はさらに社会的プロパガンダともなり商品化もされ様々な健康情報が氾濫しています。私たちはこの様な“健康”を一方的な“押しつけ”と感じる前に、本来的に個々人の問題として考えておく必要があると思います。いたずらに根拠に乏しい情報に惑わされることなく、健康診断等で得られる客観的な指標を参考に、性、年齢、生活環境、職場環境を勘案し、さらには将来の人生設計、夢や希望の実現へ向けて、科学的知識に基づいた一人ひとりの健康観を育てておくことをお勧めします。